EDIとは、商取引に関する情報を標準的な書式に統一して、企業間で電子的に交換する仕組み。受発注や見積もり、決済、出入荷などに関わるデータを、あらかじめ定められた形式にしたがって電子化し、専用線やVANなどのネットワークを通じて送受信する。
書式とは、文書の体裁に関する設定を広く指す言葉。主にワープロソフトで使用され、文字のフォントや大きさから、段落分けやインデント、あるいは罫線の引き方などまで、およそ文書に関する設定はすべて書式設定と呼ばれる。狭い意味では、ページ単位・文書単位で構築されている、文書の体裁のことをさす(たとえば会社に常備されているFAX送信票は既にページごと体裁が決まっている)。この意味での「書式」は、ワープロソフト用のものとして構築済みのものが配布・販売されている。
専用線とは、ある特定の2地点間を結ぶデータ通信専用の回線。専用線では電話回線のようにいろいろな所と通信することはできないが、料金は接続時間や通信料によらず定額である。専用線は企業内で支社間のネットワークを接続したり、インターネットに接続したりするのに使う。最も安いものでも月に数万円の料金がかかるため、専用線を個人で契約する人はあまりいない。
VANとは、「付加価値通信網」の略。データ通信用に大容量の回線を保有する業者が、その回線を一般のユーザに切り売りするサービス。
ネットワークとは、網という意味の英単語。複数の要素が互いに接続された網状の構造体。ネットワークを構成する各要素のことをノード、ノード間をつなぐ線のことをリンクと言う。

紙の伝票をやり取りしていた従来の方式に比べ、情報伝達のスピードが大幅にアップし、事務工数や人員の削減、販売機会の拡大などにつながる。データ形式やネットワークの接続形態は業界ごとに違うため、他の業界の企業との取り引きをEDI化するのは難しい。最近ではインターネットの普及に伴い、WebブラウザやXMLなどインターネット標準の技術を取り入れたり、通信経路にインターネットを用いることが増え、業界を超えた標準化、オープン化が進行している。
データとは、何かを文字や符号、数値などのまとまりとして表現したもの。人間にとって意味のあるものや、データを人間が解釈した結果のことを情報と呼ぶ。
単にデータといった場合、ITの分野では特にコンピュータが記録・処理できる形式になっているものことを指す。また、コンピュータが保存しているもののうちプログラム以外のもの、プログラムによって処理されるもの、という意味でデータという場合もある。
XMLとは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つ。マークアップ言語とは、「タグ」と呼ばれる特定の文字列で地の文に情報の意味や構造、装飾などを埋め込んでいく言語のことで、XMLはユーザが独自のタグを指定できることから、マークアップ言語を作成するためのメタ言語とも言われる。
XMLにより統一的な記法を用いながら独自の意味や構造を持ったマークアップ言語を作成することができるため、ソフトウェア間の通信・情報交換に用いるデータ形式や、様々な種類のデータを保存するためのファイルフォーマットなどの定義に使われている。
XMLを様々な場面で利用しやすいよう、関連技術の規格も数多く存在する。文書を表示する際の書式や装飾などを指定するXSL、ハイパーリンク機能を実現するXLink/XPointer、XMLベースの言語の仕様を記述するためのスキーマ言語であるXML SchemaやRELAX、XMLをプログラムで利用するためのAPIであるDOMやSAXなどである。